キャラクター紹介
カシル 自然王補佐・氷の化身
見た目は十代の少年、しかし実際はその約100倍生きている。
表面的には飄々とした調子のいい性格だが、内面は思慮深くときには冷たいとさえ思わせる判断をする。何故か人間に関わりたがり、そのためか感情の中に人間味をおびている。
神官である人間の娘・シアのことを大切にしているようだが、本人はその理由を語らない。
シア 自然王王殿勤務女神官
王殿の書庫に勤務している神官の少女。歳は15歳。
仕事熱心で徹夜も平気でやる。くわえてかなりの意地っ張りなうえ、純情で意外と寂しがりや。
エリート揃いの王殿役人達の中、シアは努力と実力のみで登りつめた。水系の術を得意とした実力者。
セイル 自然王補佐・風の化身
カシルとほぼ同じ頃に誕生した同期の化身。そのためか互いに信頼しあえる親友の間柄に。
カシルの一番の理解者であり、いつもフォローしているためカシルの兄のような存在にもなったり。なんだかんだ言いつつも世話を焼いてしまう苦労人。
日浦 奏 自然王王殿勤務神官見習い(期限付き)
カシルにスカウトされた12歳の少女。ごく普通の女の子だが、強い霊力を持ち、大抵の霊や精霊は普通に難なく見ることができる。
大変明るい性格で少々気も強い。思ったことはハッキリ言うタイプ。それでも涙もろく、誰かのために一生懸命になれる心優しい子である。そして順応性もきわめて高い。